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8.232016
あなたの肌老化を加速させる間違いスキンケア【肌の基礎知識 その1】
それでも、お客様とお話をしているなかで「あっ、それ逆効果かも!」と思うケアって意外とあるものです。
今回は、多くの方がついやってしまいがちなスキンケアの落とし穴について紹介します!
メイクを落とさないで寝てしまうとメイクに含まれる油分が酸化し、シミの原因となってしまいます。食用油をほっておくと黒くなるのと同じ原理。また、酸化した油分は活性酸素を発生させて肌への負担を増大させる原因に。メイクは就寝前には必ず落とすように心がけましょう。どうしても眠い…というときでも、クレンジングだけはしましょう。ファンデーションをつけたまま寝てしまうより、クレンジングだけで就寝したほうが断然肌には良いです。
お風呂上がりや洗顔後は、肌に油分がないため急速に乾燥状態になります。
お風呂上がりのケアは時間との勝負。
ゆっくり髪を乾かすよりも肌への水分補給が先です。
化粧水は小分けにまんべんなく
化粧水は1度に大量に塗布せず、ワンプッシュづつ、何度かに分けてしっかりと丁寧に肌に浸透させていきます。
乳液はすぐにつけない
肌が化粧水で湿っている間は乳液の塗布を控えてください。化粧水が肌に馴染んでから乳液を塗っていきます。
化粧水も乳液も続けてパッと塗って終了、という方をたまに見受けます。特に「お風呂上がりのケア」はゆっくりと時間をかけるほうが肌への浸透力がより上がるため有効です。また化粧水と乳液やこっくりとしたクリームなどが混ざると、それぞれの濃度が下がり、化粧品本来の保湿機能も低下してしまいます。手早く済ませてゆっくりしたい気持ちはわかりますが、お肌の状態をベストに保つ為にも1つ1つ丁寧に行なっていきましょう。
お客様からの質問で多いのが「美容液のタイミングは?」というもの。
一般的には、化粧水→美容液→乳液→クリームの順番になりますが、乳液先行のメーカー、クリーム後の美容液など、メーカーにより理論も異なりますので各メーカーの指示に従って塗布するほうがよいでしょう。
顔はしっかりお手入れしているのに、首にはまったく無関心なんてことはありませんか?
実は首こそ老化がはっきりと表れる場所です。顔と同様紫外線を浴びているのについついケアが後回しになりがちなのが首。顔はキレイでも首にシワ、なんて、ちょっと残念ですよね。日焼け止めクリーム同様に、化粧水も乳液も、首までしっかりと塗りましょう。
お手入れ美人は、首美人なんです!
脂性肌や、にきび肌の方に多いのですが、「アブラは大敵」と思い込み、必要以上に洗いすぎてしまうことがあります。
肌は皮脂膜という薄い皮膜によって外からの刺激や水分の蒸発を防いでいます。過度な洗顔によって、この皮脂膜が壊れ、肌が無防備な状態となり、水分も失われやすく、乾燥肌の原因となります。
ニキビや脂性肌などトラブルを抱えている人ほど、実は肌を痛めがちなケアをしている傾向にあります。
皮肉なことに一生懸命がんばっているがゆえに余計肌を痛めているのです。
油分はニキビの大敵と思い込み、強い洗顔料でゴシゴシ洗い上げ、洗顔後もサッパリ系の化粧水を塗布し、油分である乳液やクリームは避け、極力、油のない肌を好みます。
すると、肌は当然乾燥してきます。肌はカピカピに乾燥しているのにさらに皮脂を落とそうとする。
皮脂膜を失った肌は「これはまずい!」と過剰に皮脂分泌を行ないます。それを見て本人は「これはまずい!」と洗顔。
こんなイタチごっこに、実に多くの方が陥っているのが現状です。
とりわけ、冬の肌は乾燥します。肌に潤いを与えるためにも、さっぱり洗顔もほどほどにしましょう。
朝から洗顔料でしっかりと洗い上げる方がいますが、前夜にキチンと洗顔をしていれば朝はぬるま湯洗顔で十分。
就寝時は皮脂分泌が低下するうえ、枕が清潔であれば顔につく汚れはせいぜい埃くらいなのです。
朝起きて皮脂が気になる方は、皮脂の多い箇所だけを軽く洗顔料で洗うようにしてみましょう。
表皮の厚さは0.02mm、肌を守る皮脂膜は0.0005mmと言われています。
肌はとっても薄い膜によって守られていて、ほんの少しの刺激で簡単に壊されてしまうほどデリケート。
洗顔後の皮脂は水分を含んで柔らかい状態ですので、タオルで押さえるように水滴を拭き取りましょう。
便利な製品ですが、肌への負担を考えるとこれだけで寝てしまうのは絶対にNG。
1番の問題はメイクを落とす為に強くこすりすぎてしまうこと。強いアルコールや強力な合成界面活性剤を配合しているものが多く、肌への刺激は相当です。
取扱いには十分注意し、もし使う場合にもポイントメイクに絞る、決してこすらない、使用後に洗顔する、などの配慮が必要です。
キレイになりたい気持ちが先走り、お手入れが過剰になってはいませんか?
ケアをしすぎることで肌本来の力が発揮できずに、働きが低下していくこともあります。本当のスキンケアとは肌の自然治癒力を最大限に引き出してあげること。
過剰な肥料では時に花を枯らせることも…。
大切なのは本来の肌力。キレイな花を咲かせる為にも、改めてスキンケアを直してみましょう。